真空管アンプサウンド球爺

自作真空管アンプで骨董スピーカー(疑似平面バッフル+後面開放箱)を鳴らし、時々宅録をYouTubeに投稿している団塊世代の爺

英国球ECC32を使ったラインアンプ兄弟機2台を作ったが、姿形まで含めると一長一短なので使いたいパーツを一台に集めて作り直した。

一番やりたかったことは、Triad「HS-1」(インプットトランス)と「HS-52」(ラインアウトトランス)をワン・シャーシに載せることだった。
この2つのトランスは業務用プリの名器Westrex「RA-1474」に使われており、ウエスタン信者の間では名高いプリなので、いつかワン・シャーシで作りたいと思っていた。

持っているシャーシではサイズ制約がありA&B抵抗式Att.は組み込めないので、このラインアンプの直後に入れる東京光音製600ΩAtt.で音量調節をすることにしたが、問題はハイゲインなので残留ノイズの大きさということになる。


今日一日掛けて作り終えた。

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シャーシ正面右側の痘痕(小穴)は愛嬌ということにさせていただこう。(自爆)


夕食まで坂本冬美など愛聴盤を聴いていた。
ごく真面な音でありノイズも聞こえずレンジも狭さは感じないが、音を余さず掬い上げてドライブ力が強い。球とトランスの響きが付加されており、音調はこれまで数多く作ったラインアンプの中でNo.1だと感じている。

勿論、音はこれからもパーツなどを入れ替えれば変わるだろうが、苦闘15年でやっと満足がいくラインアンプを作れた満足感に浸っている。

ラインアンプはこれで上がりでエエ!

その後ネームプレートを貼り直したり、シャーシ内の使わなかった大型コンデンサーを撤去して最終形にした。
ECC32ラインアンプ
P1080736


欲をいえばシャーシを特注してメーターやらボリュウムを組み込みたいが、それは逝くまでの夢として残しておこう。(笑)



☆録音追加
女声、ギター、ピアノ、ベースの音を検証

①石川さゆり「飢餓海峡」

②鈴木良雄&山本剛「Summer Time」

・録音機 C214→DR-100MKⅢ(24bit/192kHz)
・再生機器 TuneBrowser→UR22C→ECC32ラインアンプ→WE104Dシングル→AXIOM22 & H-70HD
         (AL-202Hバイアンプ)


再生音は音粒が細かく録音現場の空気を感じ取れる。
①ではサ行などの擦過音が気になるが、今後の改善課題としよう。

差別しないために、「ECC32ラインアンプ」の兄の方に簡易型A&B抵抗切替式Att.を載せた。(笑)   尚、セカンドチョークは小型のファインメットコアのものに交換してシャーシ内部に格納した。
(兄)
ECC32ラインアンプ兄
(弟)
ECC32ラインアンプ弟



修行なので、骨董システムでは苦しいベースの低音が入っている曲を録音した。(自爆気味)
秋吉敏子のピアノは素晴らしい!

☆録音機
 C214→DR-100MKⅢ(24bit/192kHz)
☆再生機器
 TuneBrowser→UR22C→ECC32ラインアンプ(兄)→WE104Dシングル→AXIOM22 & H-70HD
  (AL-202Hバイアンプ)



 音源の音に比べれば低音は不足しているが、実際の低音は部屋の空気が震えた。←負け惜しみ

下の写真は出力管に同じ「ECC32」(6SN7類似)を使った兄弟ラインアンプです。
右の弟は「WE205Dシングル」の前置アンプですが、外付けラインアウトトランス接続によってラインアンプになります。
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(兄)          (弟)

スペックの違いを記します。
           (兄)         (弟)
①整流方式       ダイオード整流     真空管整流
②チョーク       鉄芯(ダブル)     ファインメットコア(ダブル:セカンドCH別)
③ボリュウム      摺動式         固定抵抗切替式
④ラインアウトトランス Triad HS-52(20k:600)   Tamura A-875(17k:600)


トランスの違いによるのか音の傾向に少し差が出ましたが、甲乙つけ難い。(笑)

☆兄:弟より帯域が狭いものの、中域に押し出し、輝き、コクがあるビンテージ風の音
☆弟:センター音は兄より引っ込むが、ワイドレンジで透明度が高い現代的な音


自己マン乍ら、大層な費用を掛けないで楽しめるのは自作ならではです。(笑)



☆ECC32ラインアンプ(弟) デビュー!

☆録音機
 C214→DR-100MKⅢ(24bit/192kHz)
☆再生機器
 TuneBrowser→UR22C→ECC32ラインアンプ(弟)→We104Dシングル→AXIOM22  & H-70HD
  (AL-202Hバイアンプ)

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